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トゥモロー・ワールド 

昨日に引き続き、少し前に観たDVDの感想を。

ブラッド・ダイヤモンド 「トゥモロー・ワールド」
 2006年 イギリス・アメリカ合作
 監督:アルフォンソ・キュアロン

 出演
 クライヴ・オーウェン
 ジュリアン・ムーア
 マイケル・ケイン

【あらすじ】
西暦2027年、そこは18年間子供が一人も生まれていない絶望の世界。
英国エネルギー省に勤め、規則正しくも、無気力な日々を過ごすセオは
ある日突然、反政府組織に拉致され、ある計画に協力しろと迫られる。
反政府組織の首謀者は、かつての妻ジュリアン。
彼女の口から聞かされた、彼らの計画とは・・・。

【感想】
まず、最初に言っておきたいのですが、「トゥモロー・ワールド」という
タイトルから連想される、いかにも未来的な世界観や、CG表現は
この作品には一切ありません。
海外での原題は「Children of Men」(人類の子供たち)で
元々SF色を前面に押し出した作品では無いのですが、この邦題のおかげで
日本では勘違する人が続出してしまった、何とも気の毒な作品です。(笑)

「18年間子供が生まれていない」という現象についての
原因等はまったく語られません。
あえて原因部分を語らない事で、対抗策等も見つけようが無い
絶望的な事象であるという事と
「これを解決する事が登場人物達の目的では無い」
という作り手の誘導意図が明確に伝わってきます。

トゥモロー・ワールド

物語冒頭、「世界最年少の少年が殺された」というニュースに
世界中が落胆している様子が描かれますが、主人公のセオは
このニュースに特に興味を示す様子はありません。
そんなセオが、一連の出来事を通して徐々に心変わりしていく様子が
この物語の中核部分となっています。

そんな訳で、全編通して基本的にセオの視点で、
物語が展開していくのですが、この作品は、キャラクター達の
心の機敏表現がとても控え目なんです。
良く言えば「リアル」、悪く言えば「わかりにくい」(笑)
しかも、主演のクライヴ・オーウェンの演技が、いつにも増して暗いんで
この作品の世界に入り込むまでは、眠気さえ覚えるかもしれません。
しかし、あえてキャラクター達を淡々と捉える事で、作品全体に緊迫感と
何とも言えない「あの」重厚感を生み出す事に成功していたとも思います。

トゥモロー・ワールド

個人的には、世捨て人のピッピー役を演じるマイケル・ケインが
とても良かったです。
悩みや苦悩とは無縁と言わんばかりに、いつもおどけている彼が
時折、ほんの一瞬だけ垣間見せる真剣さが格好良かったですね。

物語の中盤と終盤の2回、話題となった「長回し」のシーンが出てきます。
「長回し」とは、一つのシーンをワンカットで表現する撮影手法の事です。

トゥモロー・ワールド

で、この「長回し」のシーンの緊迫感がホント半端無いです。
特に終盤の「長回し」は、走るセオの背後をカメラが付いて
撮影してるんですが、カメラのレンズに飛び散った砂埃や血もお構いなしで
爆煙や銃撃戦がそこら中で展開されます。
この映像体験は、時間にして7分程度だったと思いますが
ホントあっという間です。
特に洋物FPSが好きな人には、感涙物の映像だと思います。
実際は、CG技術を駆使して作られたシーンとの事ですが
違和感はまったく感じませんでした。

自分で書いといて何ですが、この作品は事あるごとに
「長回し」のシーンばかりクローズアップされるんですよ。(笑)
でも、実際に見てみると、決してそれだけの作品では無い事が
わかると思います。

等身大のキャラクター達が一生懸命に足掻く様が
なぜか、淡々とした語り口とは裏腹に、人間臭い感情を
見ている私達に感じさせてくれる気がします。

そして、観終わった後は感傷的になれる事請け合いです。
(7.0点/10点)
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[ 2008/01/23 15:03 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
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